会社を大きくする人
公開日:
:
最終更新日:2016/02/13
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30年前と今では
会社を大きくする人のタイプが
変わってきているような気がします。
簡単に言ってしまうと
30年前は
大きな勇気と、少しのセンスがある人が
会社を大きくしました。
それが今は
少しの勇気と、大きなセンスのある人に
変わったような気がします。
センスというか、
戦略や戦術などを考える力というか、
なかなかピタッとくる言葉がなかったので
若干ニュアンスは違いますが
センスという言葉を使いました。
30年前は、お店を作ったり
テレビCMなどの広告に
おもいきって投資をすれば、
割りとうまくいったんだと思います。
5人に1人くらいは失敗して
ひどい目にあいますが
5人に3人くらいは、ある程度うまくいってしまう
やったもん勝ち的な状態だったような気がします。
でも並大抵の勇気では
そんな大きな投資ができないので
限られた、大きな勇気を持つ人が
会社を大きくしたんだと思います。
それが、30年経って変わりました。
会社やお店が増えて、競争が激しくなっているので
大きな投資をしても
うまくいく確率が5分の3どころか、
果てしなく低くなってしまったのです。
大きな勇気だけでは、うまくいかなくなってしまいました。
そして、その30年の間に現れたのが
インターネットです。
お店を出すこと、広告を出すことの概念が
大きく変わりました。
大きな投資がいらなくなったので、
大きな勇気がなくても
少しの勇気でスタートすることができるようになりました。
少しの勇気でスタートできるので
そこにはたくさんの人がいて
はじめから競争ありきです。
そんな中で会社を大きくしていくのは
その競争から抜け出す、大きなセンスがある人です。
先程も書いたように
センスというか、戦略や戦術を考える力など
そういったニュアンスのものです。
自分は30年前だったら、スタートできてないと思います。
選ばれた人だけがもつ
大きな勇気を持っていないからです。
そしてこれは後天的に
身につくものではないと思うからです。
ただ、小さな勇気は誰でも持てるようになります。
そして、センスはやればやるほど磨かれます。
要は誰にでも、チャンスがあるということです。
30年前でなく、
いま勝負できる年齢でいれたことが
本当にラッキーです。
ただ、30年前でも、今でも
大きな勇気と、大きなセンスがある人が
ものすごく会社を大きくするということだけは
変わりません。
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