紫色は古代から尊ばれてきた色だった!
絵の具の青と赤を混ぜると、紫ができますよね。
それと同じように、紫色は「情熱の赤」と「鎮静の青」の正反対の2色の性質を持っており、色の使い方や場面によって印象を変える、不思議な色です。
また、今でもどこか格式高い印象に映る紫色ですが、その高貴なイメージは、なんと古代から続いているそうです。宗教的に高貴な色として扱われてきた歴史から、人の精神に働きかけることのできる、とても奥が深い色ということが分かります。
しかし、赤と青の二面性を持つということもあり、そのすべてがプラスのイメージばかりではありません。
「欲求不満な色」「病的な色」というイメージから、なんとなくユニフォームとして選ぶのに敬遠してしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バイオレットは、情熱の赤と鎮静の青という正反対の2色が混ざった色です。過度のストレスにより、精神のバランスが崩れてしまった時に、両方の性質を合わせ持つバイオレットが、バランスを回復させ癒してくれます。
時に、バイオレットは「欲求不満」とか「病的な色」と言われます。しかし本当は、自分や周囲の傷を癒したいときにバイオレットに惹かれるのです。
参照元:http://www.i-iro.com/violet
紫色がスピリチュアルなことに使われる経緯には、癒やしを求める人の心が、本能的に紫色に惹かれるからという理由があったようですね。
では、そのような癒やし効果を持つ紫色をユニフォームに取り入れると、医療や介護の現場ではどのような効果があるのでしょうか。
患者さま・利用者さまに与える紫色の効果
効果1ヒーリング効果:緊張や不安を癒す | |
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![]() | 病院を訪れるとき、ほとんどの人は心や身体に不安を抱え、緊張状態にあります。紫色が本来持つスピリチュアルな癒やし効果は、不思議と見る人の緊張をほぐし、不安感を和らげてくれます。 |
効果2治癒効果:心と身体の回復を促す | |
![]() | 精神に作用するといわれる紫色は、セラピストなどの間でも、治癒効果を目的として使用する色です。ストレスなどによる精神状態の乱れを整えたり、精神状態を安定させる働きが、心と身体を快方に向かわせます。 |
効果3リラックス効果:血圧・脈拍を低下させる | |
![]() | 精神状態を高める赤と、鎮静させる青との混合色である紫色は、どちらにも傾かない、精神のバランスをとる効果もあります。血圧や脈拍を低下させ、落ち着きを与える効果が期待できます。ヒーリング効果も相まって、精神的にリラックスさせてくれるでしょう。 |
働く人に与える紫色の効果
効果1感性を研ぎ澄ませる | |
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![]() | 勘が鋭くなると、周囲の変化に敏感になったり、あらゆることに考えがおよび、先々の予測が働きます。紫色は、直感力を高めて、感性を研ぎ澄ませる効果があります。たとえば医療現場では、患者さまの異変に気づきやすくなったり、状況をすばやく読み解くことができるかもしれませんね。 |
効果2集中力アップ | |
![]() | 診察や手術など、患者さまと向き合う場面が多い医療の現場では、間違った診断をしないように集中力を保つことがとても重要です。そのような大事な局面では、紫色の集中力を高める働きが効果的といえるでしょう。 |
効果3精神安定 | |
![]() | 神経を研ぎ澄ませる医療や介護の現場では、精神的な疲労を感じることも少なくないですよね。そんなとき、癒やしの効果を持つ紫色を身につければ、気持ちが落ち着き、患者さまや利用者さまの不安を和らげます。 |
効果4想像力、創造力促進 | |
![]() | 人の思考力を刺激する紫色は、相手がどんな気持ちなのか想像する能力や、新しいものをつくりだす能力にも影響を与えます。相手の気持ちを推測して行動することが必要とされる医療・介護の現場では、紫色を取り入れることでコミュニケーションを円滑に導くことができるかもしれません。 |
同じ紫色でもこんなに変わる!
紫色にも、深い紫や淡い紫、赤みがかった紫など、実にさまざまな紫色がありますよね。
同じ「紫色」とはいっても、ユニフォームとして着用した紫は、その色合いや着る人によっても、印象をがらりと変えます。
今回は、
・濃い紫と淡い紫
・女性が着る紫と男性が着る紫
2種類の「紫色」の印象の変化を見ていきましょう。
濃い紫と薄い(淡い)紫
画像左側の「濃い紫色」は、キリッとした印象を与え、凛々しく見えます。また、強くたくましい印象から、頼りになる・安心感を与えるのにぴったりです。
画像右側の「薄い(淡い)紫色」は、ラベンダーと呼ばれるパステル調の紫色です。濃い紫色とは打って変わって、優しく穏やかな印象を与えます。
また、濃い紫色に比べて、親しみやすさを感じる色です。
パステル調の色は、緊張を解き、相手に心を開かせたいときに最適だといわれています。
相手に対して凛々しく頼りがいのある印象を与えたい方には、濃く力強い紫色、
一方、相手に心を開いてもらうカウンセラーのようなお仕事の方には、淡い紫色がユニフォームに適しているといえそうですね。
女性が着る紫と男性が着る紫
女性が着る紫
・エレガントで華麗な印象を与える
・女性らしさを高める
女性が紫色を着ると、女性本来の美しさを引き立てるだけでなく、ピンクなどの可愛らしい色合いに比べて、ミステリアスな女性らしさを印象づけます。
紫は、女性ホルモンの分泌を促進する色でもあるので、女性らしくなりたいと思っている方にも身につけると効果的です。
参照元:https://www.aftschool.com/irojitenn/紫色(パープル)/
女性らしさがアップするとあらば、女性らしさを忘れずに働きたいという女性にはうってつけの色ですよね。
男性が着る紫
・上品な印象になる
・見る人に敬意を抱かせる
実は、男性は女性に比べて紫色を好まない傾向にあるそうです。
しかし、男性が身につける紫色は、本来「男性らしく感じるような色」とは違った、紫色が本来持つ「高貴」な印象をプラスに変化させてくれます。
このように、色の濃さや身につける人の性別でも、さまざまにイメージを変える紫色。
印象の変化を考えてユニフォームに取り入れることができれば、着る人をより魅力的に見せてくれる色ともいえそうですね。
紫色のユニフォームで患者さんが安心できる空間を
紫色の効果はいかがでしたか?
他の色に比べて、プラスもマイナスも、さまざまなイメージがある紫色。
今回ご紹介したなかには、今まであまり知られていなかった効果もあったのではないでしょうか。
患者さまや利用者さまと、真剣かつ真摯に向き合う医療や介護の現場。
身につける人だけでなく、見る人の心も癒やす効果をもつ紫色を、これからのユニフォームに取り入れてみてはいかがでしょうか?
当店イチオシの紫色ユニフォームをご紹介!
紫色は取り入れるのが難しいと思っていたあなたにも、医療や介護の現場で効果を発揮する、とっておきのユニフォームをご紹介します!
男性や女性におすすめのユニフォームをチョイスしたので、この機会にチェックしてみてくださいね。
【当店人気の紫色のユニフォーム】

商品番号:76-7000SC

商品番号:01-WH11485
【男性におすすめの紫色のユニフォーム】

商品番号:01-WH11685
](https://uniformnext.co.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/color_purple_31-MZ0018.jpg)
商品番号:31-MZ0018
【女性におすすめの紫色のユニフォーム】

商品番号:76-HI700

商品番号:31-MZ0123
【華やかさをもたらすローラ アシュレイ】

商品番号:71-LW601

商品番号:71-LW501
【ケアワークにも最適!ポリエステル100%の紫色のポロシャツ】

商品番号:34-FB4523U

商品番号:41-00330AVP
当店では、スクラブを豊富に取り揃えております!
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written by 高畠のぞみ