もしも制服が廃止になったら・・・? 事務服を着る本当の理由

制服って必要?

オフィスカジュアルが働く女性の味方に

「オフィスカジュアル」という言葉、一度は耳にしたことがありませんか?

オフィスカジュアルとは、会社で指定される制服や、ユニフォームメーカーが製造する「事務服」ではなく、普段着として着用するファッションアイテムを活用したオフィススタイルのことです。

最近は、レディース向けアパレルメーカーや、女性ファッション誌などでも、よく取り上げられていますよね。

オフィスカジュアル


服装の指定がない職場では、「オフィスに適した普段着」として、オフィスカジュアルを指定している職場もあります。

近年では、流行の最先端を走るファストファッションなどのアパレルメーカーが、このようなオフィスカジュアル向けの商品や着こなしを数多く提案しています。

指定された制服(事務服)がない、もしくは廃止されてしまった会社の女性職員にとって、事務服よりも安く手軽に手に入るカジュアルウェアは、お財布にも優しく嬉しい存在ですよね。

オフィスカジュアルが広まった理由とは?

事務服の採用


このようなオフィスカジュアルが広まりつつある背景には、会社での事務服の廃止が進んでいることが要因です。

どうやら、事務服を採用すること自体が、制服を選定する担当者や会社にとって、悩みの種になっているようです。

事務服を用意すれば、当然費用が発生し、着替えるスペースも必要だ。直接、顧客と相対しない職場において事務服の必要性はそもそも低い。
コスト削減のために、受付が消え、お茶出し要員もいなくなった。事務服の廃止もその延長線上にある。
参照元:http://www.nippon.com/ja/currents/d00216/

一部の女性から制服を廃止して欲しいと言われています。
しかし、一部の女性からは廃止しないでと言われています。
参照元:http://nakagawa-consul.com/blog/2016/10/post-1867.html

制服を着ないので困っています。
ダサイ事務服を着て銀行には行きたくないというのです。
参照元:http://nakagawa-consul.com/blog/2015/09/post-1418.html

私も、事務服を採用しているお客様のもとへ取材に伺ったことがあるのですが、やはり、着用者が女性ならではの難しさがあるようです。

制服を選定したことのあるお客様の声

スタッフ

女性スタッフみんなの意見を聞いて、というふうにしていたんですけど、全然まとまらなくて。年上の人の意見や入社したての人の意見がそれぞれ違うと、やはり昔からいる人の意見が強くなってしまうので、デザインよりも機能性重視になってしまいます。
実際に、決まってみたら「ださい」と言われてしまいまして(笑)。
高井不動産株式会社様 事務服選定者の方の声


女性の私にとっても、「ああ、確かに…」と、共感できるところがあります・・・。
年齢層によって要望が異なるため、全員が納得のいく事務服を選ぶことは、とても大変なことなんです。

さらに、制服を選定するのが男性の場合には、その悩みはつきないことでしょう。

また、そのような女性特有の理由とは別に、
「接客対応をしない職員の制服なら、見た目は気にしなくてよいのではないか」
「男性はスーツ(私服)なので、女性だけに制服を支給するのは不平等ではないか」などの声も、制服の廃止を促す声が高まる理由の一つにあるようです。

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一方で、制服の廃止で困る声も

しかし、「制服がなくなってしまうと困る」という声も、同じようにたくさんあります。

オフィスカジュアルが広まりつつあるなかでも、「制服とオフィスカジュアルを選ぶなら?」というアンケートに対し、約7割もの女性が「制服」と回答しています。

事務職員の意識調査


参照元:https://www.saintmedia.co.jp/office/ofplus/select/102/

最初はオフィスカジュアルに憧れるけど、そのうち毎日服を決めるのが面倒くさくなりそうだし、オフィスカジュアルは服に沢山お金がかかりそうだから。(20代/女性/学生)
参照元:https://www.saintmedia.co.jp/office/ofplus/select/102/

職場の制服楽だったのに、4月から廃止になる。仕事用の私服買わなきゃいけないから出費がかさむ。
参照元:http://girlschannel.net/topics/1119103/2/

オフィスカジュアルにもメリットはあるけれど、「継続して着用することを考えたらやはり制服のほうがよい」というのが多数派の意見のようですね。

では、制服がなくなってしまったら、着用者にとって具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
私も働く女性の一人として、たくさんの女性の声を代弁するつもりで、お伝えいたします!

問題点1:服選びの時間がもったいない!

毎朝、通勤時の服装に悩む女性の方は多いでしょう。
髪型を整えたりお化粧に時間をとられる女性にとって、朝の貴重な時間を服装を決めるために毎日悩むのは、なんだかもったいないですよね。
だからといって、あまり適当な格好でいくことはできないというのが女性の本音です。

問題点2:実は事務服よりもコストがかかる!

ユニフォームメーカーの事務服は、仕事での負担を考えられているため、非常に耐久性に優れています。
一方で、アパレルメーカーの製品は、事務服に比べて低コストで製造されていることも多く、何年も、毎日着用する制服として、耐久性が十分とは言い切れません。
最初に安く購入できたとしても、買い替えの頻度が高くなり、結果的には事務服よりもコストがかかってしまいまうこともあります。

問題点3:どことなく気持ちがゆるんでしまう

事務服(制服)を着用することで、仕事をするときの気持ちの切り替えができます。
反対に、着ていて楽なものを選びがちな普段着では、たしかにリラックスはできますが、気持ちの切り替えはしにくくなってしまいますよね。
事務服に比べて、仕事をしているときにも、気持ちがゆるんでしまうかも・・・?

問題点4:周囲の視線を気にしたくない!

会社で「オフィスカジュアル」と指定されていても、「私服」という概念のもとでは、ファッションに個性が出ます。なかには、「TPOが分かっていない」など、周囲の批判を浴びてしまうことも少なくないようです。
もちろん、適切な服装を考えることは社会人としての礼儀でもありますが、「自由なんだから何を着てもいいじゃない!」という声が出てしまうのもごもっともです。

上記に挙げたようなデメリットは、着用する女性側の意見ですが、モチベーションの変化や会社の印象に関わる可能性があるという面では、会社側や制服を採用する側にとっても、私服を採用することは決してよいことばかりではないことが予想されます。

そもそも事務服ってどうして高いの?

ところで、この記事を読んでいるあなたは、事務服の本当のメリットを理解していますか?

「事務服」といえば女性の制服として昔からあるイメージが強いですが、最近では事務服もどんどん進化を遂げ、昔の「事務服」のイメージとは、大きく変わってきています。

「経費削減のためには事務服を廃止するのはやむ終えない・・・」
「制服がないから事務服を自分で購入したいけれど、高いし・・・」

そのようにお考えのみなさんにも、これからお伝えする内容から、「事務服の価格」が「価値の高さ」に比例している理由に納得していただけるでしょう。

(1)快適さの進化

動きやすく、長時間の着用でも疲れにくい

動きやすい事務服


事務服業界でも空前のブームとなっている、「ニット」の事務服は、動きやすく長時間着用していても負担が少ないというメリットから、リピーターも多いです。
また、夏場の新しいオフィススタイルとして登場した「オフィスポロシャツ」は、着替えのしやすさや快適な着心地から、女性のクールビズスタイルとして採用する会社も増えています。

体温調整がしやすく快適に過ごせる

快適な事務服


制服には衣替えがあり、季節に適したユニフォームがそろっています。
一年中着ることを考慮し、寒い時期には暖かく、暖かい時期にはムレずに快適な温度を保つ調温機能が備わった事務服もあります。

また、夏場にシャツとベストの組み合わせは暑いという声から、涼しい素材を使用した一枚で着られる「オーバーブラウス」が人気となり、定番となりました。

効率的に作業ができる工夫がされている

機能的な事務服


働く環境や作業のことを考慮した事務服は、ポケットひとつでもさまざまな種類・用途に合わせたものが備わっています。
例えば、胸ポケットでも、たくさん収納できて取り出しやすいだけでなく、ペンのインクの染み出しを防ぐ生地を内側に使用しているというこだわりが見られます。

また、着脱のときにユニフォームにお化粧がつかないように脱ぎやすくしたり、忙しいときでもきちんと見えるようにワンタッチで装着できるスカーフなども、働く女性が快適に働けるようにと工夫がされた、ユニフォームならではのメリットです。

(2)デザインの進化

地味、ダサいのイメージを払拭

可愛い事務服


昔ながらの事務服といえば、暗い色味のベストにスカートの組み合わせが一般的で、「地味」や「ダサい」といった声も少なくありませんでした。
その名残からか、「(地味・ダサいから)事務服を着たくない」という女性の声も見られましたが、昨今の事務服は、華やかな色柄のものや、可愛くておしゃれなデザインのものも数多くあります。
事務服を導入する企業側も、入社志願者が増えることを期待し、「制服を着たい」と思われる点を重視することもあるのではないでしょうか。

シチュエーションに合わせて選べる

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統一感のない私服では、職場の雰囲気づくりや、お客様からの印象づくりをすることは難しいです。
それに対して事務服は、着用する職場やシチュエーションに合わせて、よりふさわしいデザインのものを選ぶことができます。清潔感、高級感、親しみやすさ、おもてなしの雰囲気など、抱いてほしいイメージからテイストやデザインに合う事務服を選べば、職員や会社のことを覚えてもらえたり、イメージアップにもつながるでしょう。

幅広い年代に好まれる豊富な種類がそろっている

年齢を問わない事務服


幅広い年齢層の方の意見を取り入れることは難しいですが、女性が抱える悩みやたくさんの要望に答えている事務服も多いです。

例えば、オーバーブラウスでも、二の腕をしっかりと隠したいという声をもとに作られた7分袖だったり、一見スタンダードに見えるスーツでも、シルエットがほっそり見えるようなデザインだったり、選べるパターンは何通りにもなりました。また、色もピンクやブルーなどの可愛らしいものから、ベージュやネイビーといった落ち着いた色味も豊富なので、大人の女性も抵抗なく着られます。
一つの事務服を選ぶなかで、年齢を問わず着られる選択肢が増えたことは、事務服の大きな進化ではないでしょうか。

女性への思いやりが詰まっている

女性のための事務服


ユニフォームメーカーでは、実際に事務服を着用して意見を収集するモニター調査やアンケート調査を実施し、製品の改善や、新しい製品開発に取り組みます。
動きやすさやデザイン性だけでなく、「仕事をするときでも美しくありたい」という女性の思いを、事務服一つひとつに落とし込んでいるのです。

そのようなメーカーの努力から、「スタイルよく見えるのに動きやすい」、「体型カバーできるのに可愛い」といった働く女性に嬉しい機能を高めた事務服が登場しています。
また、美しく見られる事務服を継続して着るために、自然と背筋が伸びて姿勢がよくなったり、体型維持をしようと努力したり、女性ならではの効果があるようです。

昔働いていた会社の先輩には、「制服がきつくなったらお昼を軽くして調節する」というベテランもいました。毎日同じ型に入ることで、自分の体形が把握できると言う事も女子にはメリットと言えると思います。前の晩、ちょっと食べすぎちゃった・・・って言う日もすぐにわかります。

その点私服の場合は、その日の調子に合わせて自分で着やすい服を選べるため、気が付いたら数ヶ月前のスカートが入らなくなっていた!ってことも・・・
参照元:http://jobly.hatenablog.jp/entry/2013/10/23/231029

(3)お手入れの進化

クリーニングが面倒は昔の話

家庭洗濯可能な事務服


「事務服はクリーニングに出さないといけないから、お手入れが面倒」と思っている方、あなたの周りにもいませんか?

素材がデリケートな事務服は、クリーニングに出さないと生地や縫製がダメになってしまう、という昔のイメージが今も根強く残っている方もいるようです。
しかし、クリーニングに出すとなれば、ただでさえ高価な事務服を洗い替え用にも余分に追加で購入する必要があるため、さらにコストがかかってしまいます。

最近の事務服は、「イージーケア」や「家庭洗濯機可能」と書かれているものがほとんどで、自宅でも簡単にお手入れができます。
そのため、毎日の家庭での洗濯で少ない枚数でも着回すことができるようになり、家事や子育てをしながら働く女性にとっても、とても扱いやすくなりました。

事務服が簡単にお手入れできるということは、家での時間をより自分の時間に使うことができ、女性にとって大変ありがたいことですね。

優れた素材でアイロン要らず、汚れにも強い

汚れにくい事務服


女性の悩みの種であったのが、毎朝の面倒なアイロンがけ。お客様の前に立つお仕事の場合は、特に気をつけなければならない点です。

今では、シワになりにくい素材の開発が進み、面倒なアイロンがけが不要な「ノーアイロン」の事務服が登場しています。
また、ほこりやチリがつきにくく落ちやすい、制電や防汚加工の施された素材なども開発され、高価な事務服が汚れてしまったり、何度も洗濯すると生地を傷めてしまいそうで不安という女性の気持ちを解消したといえるでしょう。

安心して長く着用できる

研究された事務服


ユニフォームには、メーカーが着用期間に応じて保証してくれたり、万が一ほつれなどの不良が生じた場合に、修繕に応じてくれるなど、何年も着ることが保証されているユニフォームならではのサービスもあります。

また、体型に合うサイズが見つからないという方のために、オーダーメイドで特注のサイズを販売してくれるということも大きなメリットです。

ユニフォームメーカーは、インターネット上の口コミなどの曖昧な情報にとらわれるのではなく、しっかりとユニフォーム着用者の意見をユーザーや代理店から拾います。
そのため、女性がより快適に働けるように工夫を積み重ねている事務服こそが、私服にはない安心感を与えてくれるのです。

事務服が選ばれるのには理由があった

事務服を廃止したほうがいいのではないかと悩む方は多いと思いますが、事務服を採用することは、実は会社全体にもいくつものメリットがあります。

ここまでお話しした事務服を採用することのメリットを、着用者と採用者側の両方の視点で、簡単にまとめてみました。

着用者への影響採用者への影響
・作業効率があがる
動きやすく作業しやすい機能的な事務服が仕事の効率を高める
・生産性があがる
個人の作業効率があがることで、トータルでの生産性が高くなる
・モチベーションアップ
制服の着用で気持ちの切り替えになったり、モチベーションを高める
・会社の雰囲気アップ
個人の雰囲気がよくなることで、会社全体の雰囲気がよくなる
・服装を気にしなくても良い
着るものに悩んだり、周囲の視線を気にする必要がなくなる
・会社の風紀を保つ
全員が統一した事務服を着ることで、お客様からの印象もよくなる

事務服を着用することで、気持ちの切り替えができたり、体型維持のために気を使うようになるなど、実際に着用してからでないと分からない効果もあるようです。

私服から事務服に変わったお客様の声


スタッフ

(事務服を)実際着てみると、仕事に対して今以上に集中力が高まるような感じがします。背筋がピシッと伸びるというか。今まで私服だと日常の延長線みたいな感じもあり、なかなか区別がつけにくいようなところがあったんです。ですが、朝から事務服を着て、きちっとした感じで出てくると「今日も1日頑張るぞ」みたいな気持ちの切り替えができるようになりました。
有限会社トゥモローズリハビリテーショングループ様 事務服着用者の声


私服から事務服に変わったという職場で働く女性への取材で、その変化は着用者自身がしっかりと体感しているということが分かりました。

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ユニフォームとしての事務服のあり方

事務服を採用する会社にとって、事務服が問題で起こる悩みやトラブルをできればなくしたいという思いは、必ずしもあるものです。
しかし、制服の廃止で困る着用者の声や、ユニフォーム本来がどのような目的を持っているのかということを、じっくりと考えたことはありますか?

ユニフォームで大切なのは、「どれだけ快適に仕事に取り組めるか」という点です。女性のユニフォームの象徴である“事務服”は、事務作業をこなすための単なる作業服ではなく、お客様をもてなす心を表したり、着る人のモチベーションや作業効率をアップさせることで、はじめてユニフォームとしての効果を発揮します。

また、ユニフォームメーカーの商品開発への想いや努力も、また事務服の高い価値の一つです。

ホームページではそのようなメーカーの努力や商品一つひとつの価値をすべてお伝えすることはできませんが、私服で働くことでは体感することのできない、事務服ならではの価値を知り、改めて事務服を着る理由について考えてみてはいかがでしょうか。

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written by ユニネク制作チーム