暑くてジメジメした夏のこの時期、
靴を脱いだ瞬間イヤなニオイが漂った・・・なんて経験ありませんか?
特に仕事上、長時間靴を脱げない方にとっては、足のニオイは悩みの種ですよね。
そこで今回は、そんな靴や足のイヤなニオイを解消する方法や対策法をお教えしちゃいます!
なぜニオイが発生するのか?
そもそも、靴を履いているだけなのに、なぜニオイが発生するのでしょうか。
詳しく解説していきたいと思います。
上の図の資料を見ても分かるように、
私たちは足の裏から1日に約コップ1杯分の汗をかいています。
体の中で最も汗をかきやすいといえば、足の裏と言ってもいいでしょう。
そんな足の裏は、1日にどのくらいの汗をかくと思いますか。
驚くべきことに、1日に足から出る汗の量は、両足を合わせて、なんとコップ1杯分にもなると言われます。
参照元:https://happylifestyle.com/11140
汗をかいたまま水分の逃げ場がない状態だと、どんどん蒸れていきますよね。
そうやって私たちの知らないうちに靴の中はサウナ状態になっています。
この汗+体温で、高温多湿の状態が続くと「細菌」が発生します。
高温多湿の靴の中は、細菌にとってはとても居心地が良く、いわばオアシスのような場所。そこで細菌たちは汗や皮脂をエサに食事をし始めます。
そして、その細菌たちは食事を終えると、「イソ吉草酸」という成分を分泌します。
実は、この「イソ吉草酸」こそ、足のニオイの原因だったのです!
イソ吉草酸?なにそれと思った方・・・
イソ吉草酸は、悪臭防止法で規制値が定められているほど臭い物質らしい・・・
ちなみにその規制値は、トイレの臭いでお馴染み・アンモニアの1/1000の量で規制値に引っ掛かるそうです。
参照元:http://isokissou2cleaneo.web.fc2.com/
これほど、おそろしくニオイを発生させる物質なのです・・・!
自分の足にもイソ吉草酸がいるのかと思うとゾッとしますね。
イヤなニオイの対処法
では、ここからは、そのニオイの対処法をご紹介したいと思います!
ニオイを取り除くには2つのステップをクリアしなければなりません。
まずは、ニオイの元になっている「イソ吉草酸」を取り除きます。
このイソ吉草酸さえ除去できれば、ニオイは解消されます。
Draft1靴を洗って天日干しする | |
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一番メジャーな方法は、靴を洗って天日干しすることです。汚れを落とした後の靴に風を通して湿気を飛ばすことでニオイは軽減されます。 | |
Draft2重曹を入れて一晩置く | |
今や100円均一で簡単に手に入る重曹。料理に使えて、掃除などでも活躍しますが、実は除湿・消臭効果もあります。やり方は簡単。使い古した靴下やストッキングなどに重曹を入れて結びます。それを靴の中に入れて一晩置くだけ!朝には驚くほど無臭に! | |
Draft3コーヒーの残りカスを使用する | |
しっかり乾燥させたコーヒーを飲んだ後の出がらしをお茶パックやガーゼなどに入れて、靴の中に入れておくだけです。コーヒーには脱臭効果があるため、イヤなニオイを除去してくれます。 |
これまで紹介した方法で、イヤなニオイを消臭することができました。
ですが、「イソ吉草酸」を除去しただけでは、根本的な解決にはなりません。
ニオイはなくなったものの、また靴を履けば臭ってきてしまいます・・・。
そこで、イソ吉草酸を分泌する「細菌」自体を殺菌する方法がこちらです!
レモン水スプレーの作り方はとっても簡単!
水350mlにレモン半分の絞り汁を入れるだけ!
そのレモン水スプレーを臭いの気になる靴に吹きかけて乾燥させるだけで、見事に臭いがなくなります。
レモン水をかけるだけでなぜ臭いがなくなるかというと、
レモンに含まれるビタミンCやクエン酸に殺菌効果があるため、
臭いの原因である細菌の数を減らしてくれるからです!
レモンの皮は殺菌作用があり 体内の毒素を取り除く作用もあることがわかっています。一説には、抗がん剤などの化学療法より10,000倍も強くがん細胞を死滅させる作用が有るとする報告もあります。
参照元:http://yukoji.com/HealthyAlacarte/immune/limon.html
上記の資料から、がん細胞まで死滅させる作用があることも分かります。レモンパワーすごいですね!
ちなみにこのレモン水の有効期限は3日間です。
飲んだ後の紅茶の出がらしパック、どうしてますか?捨ててしまっているという方、ちょっと待ってください!飲み終わった紅茶のパックをしっかり乾燥させて、靴の中に入れておくだけでイヤな臭いがなくなるんです!
実は紅茶に含まれる「テアフラビン」という成分には殺菌効果があり、除菌に適しているのです!
テアフラビンには、殺菌効果があることも判明しているとのこと。食中毒を引き起こす原因のひとつである「ボツリヌス菌」に対する殺菌効果は、なんと緑茶より強い。コレラ菌など一般的な食中毒細菌に対しても殺菌効果があることが知られています。
また胃ガンの原因とも考えられているピロリ菌に対する殺菌性も認められ、水虫の原因である白癬菌にも有効だそうです。
参照元:https://welq.jp/995
上記の資料から、ピロリ菌まで殺菌できることも分かります。紅茶の力侮れないですね!美味しい紅茶も飲めて、靴のイヤなニオイもなくせるなんて素晴らしい♪
この方法で細菌も死滅!買ったばかりの靴の状態に戻すことができました!
でも、この対策をするのは毎回手間暇がかかり大変という人もいると思います。
そこで、臭いの原因である細菌の繁殖を予防すれば、こういった心配もなくなりますね。
それは次でご紹介します!!
そもそもニオイを発生させないためには?
ニオイをなくすためにいろいろな方法がありましたが、
そもそもニオイを発生させないようにすれば、脱臭に労力を費やさなくても済みます!
では、どうしたら、ニオイを発生させないようにできるのか?
それは蒸れた状態にならないようにすればいいのです。
そのポイントがこちら!
POINT1靴下の素材は、絹・ウール素材を選ぶ! | |
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靴下の素材、気にしたことはありますか?実は、靴下の素材ひとつで蒸れ具合が全然違ってきます。そのポイントとして通気性・吸水性の良い素材を選ぶことです。特に絹やウール素材は通気性や吸水性に優れているので、オススメの素材です。 | |
POINT25本指ソックスを選ぶ! | |
足の部位で一番蒸れやすく細菌が発生しやすいのは、指と指との間です。そこで活躍するのが、5本指ソックス!名前の通りそれぞれの指の形にフィットするように作られているため、指と指の間の汗も吸って細菌の発生を防いでくれます。 | |
POINT3除湿インソールを使用する! | |
今はさまざまなインソールが販売されています。お手持ちのシューズを臭くしたくなければ除湿効果のあるインソールに変更するだけでOK!靴の中の蒸れを軽減し、ニオイを発生させないようにしてくれます。 | |
POINT4通気性の良い靴を選ぶ! | |
さまざまな方法がありますが、一番手っ取り早いのが、蒸れにくい靴を選ぶことです。最も蒸れやすい靴は、合皮の靴やハイヒールです。ゴムや合皮などは完全に空気を通しません。逆に蒸れにくい靴は、メッシュ素材の靴や、空気を通すための穴が開いている靴です。空気の通り道さえあれば、どんなに汗をかいても蒸れなんて気になりません! |
以上のポイントを踏まえて、オススメする靴がこちら
安全靴
建設・鉄鋼・機械などの現場で足元に重たいものを落とす危険性がある方におすすめ!
ナースシューズ
長時間忙しく動きまわるナースやドクターにおすすめ!